最近、恋愛のサポートをしていて特に多く聞くようになった声があります。 「素を出したら、うまくいかなくなった」 「やっぱり私が悪かったのかな…」
そんな不安や揺れに、静かに寄り添うような話を書いてみました。 よかったら、今の自分と重ねながら読んでみてください。
「自分を素直に出した方がいい」 「素のままの自分で愛されよう」
そんな言葉をよく聞くようになった。 それは、本当にその通りだと思う。
でも、恋愛のサポートをしているとね、 「素のままの自分を出すなんて、怖くてできない」 という声をたくさん聞く。
だって、その“素のまま”って—— ちょっと怠けがちだったり、 人に言えない黒い感情があったり、 自信もあまりなくて、
「こんなの見せたら嫌われちゃう」って思ってしまうから。
だからつい、“理想の自分”でいようとする。 明るくて、優しくて、気がきいて、彼のことをちゃんと考えて行動できる。
そんな「こうあるべき」な自分を演じてしまう。
不満があっても、 「こんなこと言ったら悪いかな…」って言えなくなるし、 相手の機嫌を損ねないように、気をつかって、
先回りして、 なるべく波風立てないようにと頑張ってしまう。
その時は「いいことをしてるつもり」なんだけど、 ほんの小さな我慢が、少しずつたまっていって、 だんだん自分の気持ちがわからなくなっていく。
「ほんとはどうしたかったんだっけ?」 考えることすら、どこかで手放してしまっている。
気がつけば、 楽しいはずの恋愛が、なんだか苦しくなっていたりする。
一緒にいるのに、不安がつきまとう。 彼のちょっとした言動にモヤモヤしたり、 他の人に取られちゃうんじゃないかって怯えたり、 「あの言い方、まずかったかな…」「嫌われたかも…」って ひとりで何度もぐるぐる考えてしまったり。
「前はもっと優しかったのに、最近はそっけない。もしかして私のせい…?」 そんなふうに、心が揺れてしまう人、
とても多い。
だから、がんばって気持ちを伝えようとした。 ずっと飲み込んでた“素のままの思い”を、 勇気を出して、ようやく言葉にしたのに——
それで関係がうまくいかなくなることもある。
するとまた自分を責めてしまう。
「やっぱり言わなければよかったのかな」 「私が間違ってたのかも」 「タイミングが悪かったのかも」「バカだったな」って。
でも、ほんとうは違う。
その男性が、あなたの素の部分とちゃんと向き合える人じゃなかっただけ。
(後半につづく)
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